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2007年10月15日

第3話 「 あの娘( こ )は、だぁれ?   WHO’S THAT GIRL 」

アルによるオープニングナレーション :
「 僕は、アル・ウェイバー。男手一つで三人の娘を育てている、シングル・ファーザーだ。
 これは、ある休日から始まった出来事である。」


アヴァン・タイトル :

13:00:00

 @ショッピング・モール

ショッピングカートを押すアル

アル
「 タリラリラ〜ン、わしは、セシリー、デイジー、エミリーのシングル・パパなのだ。
 今日は一人で買出しなのだ。説明台詞になってるけど、
 これだいいのだ! 」

$10/1hの商品デモンストレーターのハケンの女
「 アグネスマンゴープリンの試食いかがですかぁ? 」

アル
「 はにゃ?マンゴープリン? 」

アルに気付き声をかける$10/1hの商品デモンストレーターのハケンの女

$10/1hの商品デモンストレーターのハケンの女
「 アグネスマンゴープリンどうぞ。  食べてみてよ!」

言われるがぱぱ…否(いな)言われるがまま
$10/1hの商品デモンストレーターのハケンの女が差し出した
アグネスマンゴープリンを試食するアル

アル
「 パクッとな。   うーまーいーぞぉぉ!」

次の瞬間、アルの眉間から、
 /\/ピキピキーッ/\/\/
 と、青い稲妻のようなモノが走り、ZOーーNEへとトんでしまったアル

 @ZOーーNE

アル
「 〜♪フラ〜イ・ミー・トゥ・ザ・ム〜ン♪宇〜宙(そ〜ら)だって翔べるさぁ。
 ペコポンの重力に魂を引かれたこの俺を
 無限に広がる大宇宙(ヲヲぞら)へと導いてくれる
 金色(こんじき)に輝くアグネス社製マンゴープリンちゃん。
 水の星に愛をこめて 敢えて言おう
 ヒ徒はいずれ温暖化でペコポンを滅ぼす と。
 あぁ、時が見える。」

ZOーーNEから現実世界へと帰還したアル

 @ショッピング・モール

アル
「 …で、このアグネス社製マンゴープリンちゃんのお値段は? 」

値段を見たアル

アル
「 ! 
 いつも食べてるマンゴープリンちゃんの3倍!のお値段!
 うぅ、これを買ったらセシリーに怒られる確立は99.999%だ。俺、どーする?
 うぅ、、
 アグネス社製マンゴープリンちゃんが ひとつになりたい
 と、俺を呼んでいる。。。。なら!
 買うしかないじゃないか!」

第3話 「 あの娘( こ )は、だぁれ?   WHO’S THAT GIRL 」

13:08:13

 @謎の店

謎の老人
「 いらっしゃい。いつものでいいのかい?」

セシリー
「 はい。 」

謎の老人
「 そちらのお嬢さんは?」

クリスティー
「 え? …ぺ、PEPSI。」

謎の老人
「 はいよ。」

その場を立ち去る謎の老人

クリスティー
「 ……ちょっと、セシリー、この店大丈夫なの?
 あの老人からして怪しいし、店の中、古くて怪しいモノだらけだし。」

セシリー
「 あら、アンティークって言うのよ。ここには本もあるし。 」

クリスティー
「 本なら、図書館で読めば$0じゃん。」

セシリー
「 図書館には無い本がたくさんあるの。 」

クリスティー
「 図書館には無い怪しい本がたくさんあるの?」

セシリー
「 怪しくない!ここには東洋の本だってあるんだから。 」

クリスティー
「 トーヨー? 
 はぁ、アンタがオカルト・ヲタだったとはねぇ。」

セシリー
「 違う。 」

謎の老人
「 お待ちどうさま。」

セシリー
「 ありがとう。 」

立ち去る謎の老人
立ち去る謎の老人を怪しんで目で追っているクリスティー

クリスティー
「 …… コレ、本物のPEPSIかな?毒とか入ってたりして。」

セシリー
「 入ってないわよ。 」

クリスティー
「 じゃぁ、セシリー、飲んでみてよ!」

セシリー
「 いいわよ。 」

クリスティーが注文した、PEPSIを飲むセシリー

セシリー
「 ほら、何ともない。 」

クリスティー
「 即効性じゃなく、後からジワジワ効いてくるのよ。」

セシリー
「 もういい加減にして!本気で怒るわよ! 」

クリスティー
「 …」

PEPSIを飲んじゃうクリスティー

クリスティー
「 …味はPEPSIだけど。」

セシリー
「 クリステイー………! 」

クリスティー
「 …  よく来るのここ?」

セシリー
「 本当は、もっと来たいけど、あたし学校終わったら夕食の仕度しなきゃいけないから。 」

クリスティー
「 え?そんな事してるの?」

セシリー
「 ウチには、あたししかやれる人間居ないし、あたしが一番うまいから。 」

クリスティー
「 お母さんは?」

セシリー
「 …ウチ、父子家庭だから。。。 」

クリスティー
「 それだ!アタシがアンタから感じた ”におい” 」

セシリー
「 そう、その ”におい” がどういう意味か教えてほしかったの。 」

クリスティー
「 アタシ養女なんだ。」

セシリー
「 ! 」

クリスティー
「 前ンとこの里親とは、そりが合わなくて、追い出せれたかったから、よく家出してやった。
 そしたら、計画通り追い出された。
 で、今の親に拾われて、‘ この街 ’に来たってワケ。 
 ”におい” ってのは、
 親で苦労してる子供同士って感じ?親で辛い経験してる子供同士って感じ?
 そういうのを、セシリー、アンタから感じたの。」

セシリー
「 判っちゃうのかな? 」

クリスティー
「 アタシはね。
 両親とも居て、辛い思いしてない奴等には感じ取れないかもね。
 住んでる世界が違うんだよ、アタシたちとは。
 同じ思いしてないと心なんて通じない。」

セシリー
「 … 」

クリスティー
「 …」

自分の発した言葉が生み出した沈黙に耐え切れずに
PEPSIを飲むクリスティー

セシリー
「 クリスティー。 」

クリスティー
「 ん?」

セシリー
「 今のお父さんとお母さんは? 」

クリスティー
「 良くはしてくれるから、出て行こうとは思わないけど、何かねぇ…」

セシリー
「 何? 」

クリスティー
「 喧嘩とかしないんだよね。怒らないし、張り合いないっていうかさぁ。」

セシリー
「 喧嘩なんか無いほうがいいわよ。
 ウチなんか妹が父さんの事 怪獣!って言って毎日口喧嘩よ、しかも小さい事で。
 マンゴープリンを食べたとか食べないとか。そんな事で! 」

クリスティー
「 イーじゃん!スゲーじゃん!」

セシリー
「 え? 」

クリスティー
「 見たい!アタシ、ソレ見たい!」

セシリー
「 ・・・・・・ 」

18:34:41

 @ウェイバー家・夕食

アル
「 !
 友達が来るのか? 」

セシリー
「 うん。 」

アル
「 じゃ、家を片付けないとな。 」

セシリー
「 …そういう事はしなくても。目的は別だから。。。 」

アル
「 何か言ったか? 」

セシリー
「 別に。 」

エミリー
「 あたしが、おうちにおえかきしてきれいにしてあげるー。」

アル
「 エミリーぃっ、おえかきしていいのは、かみのうえだけだぞぉぉ!
 おうちにおえかきしちゃいけないっていってるだろうがぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ" 」

エミリー
「 えぇぇぇぇん! 」

泣き出すエミリー
幼きエミリーには、アルの がぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"  は、
怪獣が火を吐いているように見えとても恐いのである。

デイジー
「 ちょっと!怪獣親父ぃ!あたしの妹を泣かしてんじゃないわよ!  
 大丈夫よ、エミリー。あんな、怪獣あたしが今やっつけてあげるからね。 」

エミリー
「 ひっくひっく 」

アル
「 エミリー、おまえなんかなかしてやる!
 こいつはなぁ、隙有らば家にお絵描きしようと狙ってんだ。
 父さんが購入したこの家になぁ!前科持ちだしなぁ。
 壁にお絵描きされた時のあのショック。父さん、シオシオのパ〜だったんだぞ。
 父さん泣きながら、あの壁のあのお絵描きを消したんだぞ。。。
 あのシオシオのパ〜が、おまえに解るのか?デイジー。
 男にはなぁ、誇りを守る為に命を懸けて闘わなければならない時があるんだ。
 まさに、今がその時だ!
 エミリーが泣こうが喚こうが、家にお絵描きをするなんて断固阻止するっ! 」

デイジー
「 何言ってんだ?この人。ホントッ!図体ばかりデッカくて心はちっさいわねぇ!
 エミリーと家とどっちが大切なのよ! 」

アル
「 
家 」


デイジー
「 !!
 あんた馬鹿〜っ!?そこは、
  エミリー
 って言うところでしょぉ! 」

エミリー
「 えーーーん、ママじゃない奴が、
  いえ 
 っていったよーー。 」

デイジー
「 ほら!また泣き出したじゃないよ!
 大丈夫よエミリー。 」

エミリーを抱きしめるデイジー

デイジー
「 今のはトラウマに成るわよ、絶対…! 」

アル
「 トラウマに成ればぁぁ。
 そしたらぁ、父さんが購入したこの家へのお絵描きもやめるでしょうからねぇ。 」

デイジー
「 まだそんな事言ってぇ! 」

セシリー
「 ……ホントにこんなのが見たいのかしら?クリスティーったら。。。やだな、恥ずかしいよ… 」


12:19:58

 @ケイトの店 翌日

アル
「 セシリーの友達がねぇ、我がウェイバー家(ウチ)に遊びに来るんだ。 」

ケイト
「 嬉しそうね、アル。 」

アル
「 ああ。
 セシリーには、料理が得意ってだけで夕飯係りなんてやらせちゃって、
 クラスの友達と遊びに行くとか、させてやってないから、心配してたんだ。 」

ケイト
「 その心配が解消されればいいわね。 」 

アル
「 ああ。 」


14:00:00

 @ウェイバー家 次の休日

玄関でセシリーが連れて来たクリスティーを迎え入れる、
エミリー、デイジー、そして、アル

セシリー
「 こちら、クリスティー。 」

クリスティー
「 クリスティーです。」

アル
「 やぁ、いらっしゃい。
 アルです。セシリーの父です。で、これが三女のエミリーです。 」

抱きかかえているエミリーの事を紹介するアル

エミリー
「 エミリーです。こんにちわ。 」

クリスティー
「 こんにちわ。」

デイジー
「 あたし、デイジー。 」

クリスティー
「 こんにちわ。」

セシリー
「 じゃ、行こうか。 」

クリスティーを連れ自分の部屋へ行くセシリー
それを見ている、エミリー、デイジー、そして、アル

アル
「 …個性的なファッションな方ですね。。。 」

デイジー
「 …マドンナみたい。。。 」

 @セシリー&デイジーの部屋

クリスティー
「 あれが怪獣父さん? 」

セシリー
「 …そう。。。 」

クリスティー
「 凄い、まさに!ナイス・ネーミング。早く始まらないかな?」

セシリー
「 …そんな、期待しないでよ。。。 」

クリスティー
「 あ!
 このぬいぐるみ可愛い!何?」

ベッドに置いてあるぬいぐるみに気付き、手に取るクリスティー

セシリー
「 それは、DORAEMON。妹の。 」

クリスティー
「 こっちは?」

セシリー
「 そっちのは、TOTORO。あたしのよ。 」

クリスティー
「 こんなの見た事ない。どうしたの?」

セシリー
「 父さんの妹の旦那さん、叔父さんが日本人で、
 日本に帰った時に買ってきてくれたの。 」

クリスティー
「 ベッドの上になんか置いちゃって、いつも一緒に寝てるの?
 この怪獣父さんみたいなぬいぐるみと。似てない?コレ、怪獣父さんに。」

セシリー
「 そうかな?考えたことない。 」

クリスティー
「 似てるよぉ。」

 @ウェイバー家・居間

四つん這いになりエミリーを背に乗せ歩いているアル

アル
「 イエ〜イ!父さん、ガメラだぞ〜。
 ガメラはなぁ、空だって飛べるし、子供の味方なんだぞ〜。
 奴とは違うのだよ!奴とはぁ!飛べねぇ怪獣はただの怪獣だ。 」

エミリー
「 ママじゃない奴、がめら〜。 」

アル
「 あ! 」

エミリー
「 きゅうにとまるな!ママじゃない奴! 」

アル
「 やっぱり気になるから、デイジー、
 そんなくだらないバラエティ番組見て電気代無駄遣いしてないで、
 おまえ、おねぇちゃんの事スパイしてこい。 」

デイジー
「 え〜、何であたしが〜? 」

アル
「 おまえだって気になってるんだろぉ?なら、
 行くしかないじゃないか! 」

エミリー
「 うごけぇ、ママじゃない奴〜。 」

アル
「 おまえが行ったほうが怪しまれないんだよ。 」

デイジー
「 あ!そうか! 」

アル
「 そういう事ですよ。 」

 @セシリー&デイジーの部屋・前

デイジー
「 おねぇちゃ〜ん、飲み物とお菓子持ってきたぁ。開けて〜。 」

開く扉

セシリー
「 ありがとう。 」

デイジーを部屋へ入れるセシリー

デイジー
「 どうぞ。 」

クリスティー
「 ありがと。」

二人の会話を聞こうとその場に佇むデイジー

セシリー
「 …どうしたの?もう用は済んだでしょ?デイジー。 」

デイジー
「 …え?あ、あは、ごゆっくりどうぞ。。 」

 @ウェイバー家・居間

お絵描きをしているエミリー
それをすぐそばで見ているアル
戻って来たデイジーに気付き、

アル
「 どうだった? 」

デイジー
「 わかんなかった。 」

アル
「 わかんなかった って何だよ! 」

デイジー
「 だってさぁ… 」

アル
「 だって じゃないだろう!ちっ!使えぬ奴だ。
 父さんに内緒で 大人 に成った奴には無理だったかなぁ?
 所詮、
 身体だけ 大人 に成っただけで、
 頭は 大人 に成ってないもんなぁ。 」

デイジー
「 何ですって…! 」

アル
「 デイジー、おまえはスパイには絶対に成れない。そして、
 私の指揮官としての、未熟さを露呈してしまった。。。
 認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものを。。。 」

デイジー
「 べっつに!スパイになんか成る気ないからいいもん…! 」

アル
「 こんな時は、我が愛しきマンゴープリンちゃんに癒してもうしかない。。。 」

冷蔵庫へと向かうアル

 @キッチン・冷蔵庫前

アル
「 今の私では、誰にも勝てん。マンゴープリンちゃん、私を導いてくれ。 」

冷蔵庫を開けるアル

アル
「 …はにゃ?此処に置いた筈のマンゴープリンちゃんが居ない。
 マンゴープリンちゃん、LOST! 
 セシリーに内緒で買った
 いつもの3倍のお値段で
 俺を無限に広がる大宇宙(ヲヲぞら)へと導いてくれる、
 あの金色(こんじき)に輝くアグネス社製マンゴープリンちゃんが居ない。
 まだ1個も食べてないのに。何故だ何故なんだ?
 おい、デイジー、此処に有ったマンゴープリンちゃんをどうにかしたか? 」

デイジー
「 おねぇちゃんとこ持ってった。 」

アル
「 ファーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!! 」

天をあおぎ、声をあげたアルのそれは、まるで怪獣が放つ炎が如く
アルが購入したこの家にトドロキ、宇宙(そら)を焦がした。

 @セシリー&デイジーの部屋

クリスティー
「 え?何?今の。もしかして、キタ?」

歓喜のあまりに走って部屋を出るクリスティー

セシリー
「 あ!待って!クリスティー! 」

 @ウェイバー家・居間

アル
「 何て事しでかしやがったんだ!おまえはーー!
 父さん、怒りでスーパーサイヤ人に成っちまったZE。元々金髪で青い目だけどな。
 そして、
 拘束具をキャストオフし、400%のシンクロ率でいつもより
 3倍怒ってるぞーーーーーーーー!!!!!!!!! 」

デイジー
「 アンタ馬鹿ぁ!?何言ってるのか全然解んない!!! 」

アル
「 マンゴープリンはなぁ、父さんの命なんだよーーーっ!! 」

デイジー
「 何言ってんのよ!!!話がオーバーでぜーーんぜんっ!!
 ついていけなーい。ついて行かなくてもいいよね? 
 答えは聞いてなーーーーーーーーーっいっ!! 」

二人の口喧嘩を目の当たりにしているクリスティーとセシリー

セシリー
「 ( やめて、クリスティー。
 こんなモノをそんなに目を輝かせて羨望の眼(まなこ)で
 見ないで!恥ずかしい、恥ずかしいからお願い、やめて! ) 」

クリスティー
「 イーじゃん!!!スゲーじゃん!!!
 イカすよ!怪獣親父!アンタに惚れた!」

アル
「 え? 」

戸惑いのアル

デイジー
「 え? 」

クリスティー
「 もっとやって!もっとアタシに見せて!」

アル
「 …いやぁ、そう言われましても、、、お客様の前でそんな。。。 」

クリスティー
「 喧嘩をやめないで!アタシのために争って!もっとこれ以上!」

デイジー
「 何言ってんだこの人?あ〜ぁ、何か萎えちゃった。
 今日のところはこのくらいにしといてやるわよ、
 怪獣ぅぅ。 」

アル
「 それは、こっちの台詞だ、
 このワケわかんないギャラリーの御蔭で命拾いしたな!
 おい!オマエ!未成年者に惚れられたってなぁ、
 俺が痛い目見るだけなんだよ! 」

クリスティー
「 え?ちょっと、やめないでよ、コレ見に来たんだから!」

アル&デイジー
「 ギャラリーはお静かにぃぃぃ! 」

15:43:14

 @ウェイバー家・玄関

クリスティー
「 今日は愉しかった。またね。」

セシリー
「 …うん。あした、学校で。。 」

帰宅するクリスティーを見送るセシリー

セシリー
「 … 」

 @ウェイバー家・居間

アル
「 …で、
 なんだったんだね?彼女は。  WHAT’S THAT GIRL? 」

デイジー
「 あたしたちの事、見せ物にしたの? 」

セシリー
「 え? …二人の事話したら、二人のこと見たいって。。。 」

デイジー
「 二人の口喧嘩の事話したら、二人の口喧嘩の事見たいって
 “口喧嘩”と言う単語が、都合良く削除されてませんか?
 セシリーねえさん。
 あたしはこの耳で 
 あの娘(こ)が コレ見に来たんだから!
 って言ったのを確実に聞いたわ。 」

アル
「 父さんも確実に聞いた。 」

セシリー
「 …あたしは、、、クリスティーの夢を叶えてあげただけよ。 」

デイジー
「 見せ物にしたって事でしょう! 」

セシリー
「 あたしだって、あんなの見られて恥ずかしかったんだから! 」

デイジー
「 あんなの ぉぉぉ! 」

アル
「 やめなさい二人とも。 」

セシリー&デイジー
「 ! 」

アル
「 …父さん、姉妹である二人が喧嘩するところなんか見たくない。。。 」

セシリー&デイジー
「 … 」

アル
「 女同士の争いは、醜い。
 父さん、可愛いおまえたちから、そんな美しくないモノ見せられたくない。 」

セシリー&デイジー
「 …… 」

セシリー
「 …二人ともごめんなさい。。。 」

アル
「 … 」

デイジー
「 … 」

アル
「 …見せ物にするならするで、構わんよ。 」

デイジー
「 ちょっと怪獣、何言い出すのよ! 」

アル
「 但し!
 鑑賞料頂かないと。
 大人の事情も絡んでくるので、
 タダというワケにはいかないんですよぉ。
 僕のギャランティーに関しては、エージェントを通して下さい。 」

セシリー
「 !
 あたしもー!口喧嘩して、$貰えるなら、
 ペコポンが静止する日までやってあげていいわ。 」

アル
「 いつもやっている口喧嘩を見せるだけで、$を頂けるなんて、私は運がいい。 」

セシリー
「 …ちょっと、二人とも。。。 」

アル
「 それが出来ないなら、
 奴は今後、我がウェイバー家、父さんが購入したこの家への、
 出入り禁止ィィィィ。 以上。通達終了。」

セシリー
「 …ちょっと、父さん!。。。 」

17:56:37

 @ケイトの店 その翌日

アル
「 …つぅワケですよ! 」

ケイト
「 ちょっと、アル、そんなの一方的過ぎやしない? 」

アル
「 だから、今も話した通り、俺は俺が購入した俺の家で、
 どこのこか判らない娘(こ)の見せ物になったんですよ!しかも!
 自分の娘に因って!こんな事ってあるか! 」 

ケイト
「 もっと、ちゃんと話を聞いてあげなさいよ!
 そのクリスティーって娘(こ)だって、きっと何か事情があるのよ! 」

アル
「 ………また、しでかしちまったかな。。。 」

ケイト
「 また、しでかしちまったわよ。アル。 」

アル
「 … 」

19:56:41

 @ウェイバー家・夕食後

アル
「 セシリー、父さん、おまえに聞きたい事がある。 」

セシリー
「 ? 」

 @アルの寝室

アル
「 クリスティーの事を、詳しく話してくれないか? 」

セシリー
「 …! 」

アルの寝室には、WOTA.tvで観て好きになった、
日本製アニメ作品、特撮モノのフィギュアが誇らしげに飾ってある。
その全てが、
妹であるエヴァの夫・米国在住日本人
 コウ・ヤマデラ に頼み、日本へ里帰りした際に買ってきてもらったものだ。
一番のお気に入りは、
飛行能力を有する
子供の味方である怪獣 ガメラ のフィギュアだ。

アル
「 …そういうわけか。
 クリスティーん家(ち)の事は クリスティーん家(ち)の事で、
 父さん惚れられても、残念だけどどうする事も出来ないな。」

セシリー
「 … 」

アル
「 そんな父さんが唯一出来る事は、
 クリスティーの、
 我がウェイバー家、父さんが購入したこの家への出入りを許す事だ。
 出入り禁止の反対なのだ。 」

セシリー
「 父さん! 」

アル
「 きのうはごめんな。父さん一方的過ぎた。 」

笑顔のセシリー

SE:ドアのチャイム

セシリー
「 誰だろう? 」

 @ウェイバー家・玄関

玄関へ来たセシリーとアル
ドアの覗き穴から誰なのかを確認するアル 

アル
「 ! 」

ドアを開けるアル
そこに立っていたのは、

セシリー
「 クリスティー!どうしたの? 」

クリスティー
「 家出してきちゃった。」

セシリー&アル
「 ! 」

20:21:32


つづく


次回 : 「 見慣れぬ天井  BEAUTIFUL STRENGER 」

ニール
「 私は、ニール・マッグレガー。 」



「 戦雲がアルを呼ぶ 」




□ エンド・ロール □

STARRING

アル・ウェイバー( バズ・マイヤー ) : 富田耕生

セシリー・ウェイバー( エレナ・スコットフィールド ) : 坂本真綾

デイジー・ウェイバー( マイア・トンプソン ) : 大谷育江

エミリー・ウェイバー( ウェンディー・スウィックス ) : 矢島晶子

クリスティー( メグミーナ・スミス ) : 豊口めぐみ
 
ケイト・リプリー( ジェイン・ウィープ ) : 戸田恵子

謎の老人( ??? ) : 滝口順平




posted by 仮面ヒッシャー電脳< 俺、創造! 〕 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 第1シリーズ MYD:T −新米親父と三人の娘たちと−  全13話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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